【2015KSLカップ】準々決勝(vs阪南大クラブ)
2015年12月5日(Sat)14時00分キックオフ
@布引総合運動公園グリーンスタジアム(観客数 20人)

【試合結果】
●0-1(0-1,0-0)

▽先発メンバー
 GK 19浅野
 DF 3岡田、6日浦、8太田、17藤山
 MF 4三谷、7北風、10日置、14中田
 FW 40篠部、32山名

▽控え
 1中路、5細田、20松村、24迫、33加藤
▽選手交代
 後半45分+2分  17藤山→33加藤

▽得点経過
 前半26分 阪南大クラブ

▽警告・退場

スターティングイレブン

児島監督
◎試合内容について
前半は、大学生特有の前からのプレッシング・徹底された裏への飛び出しに苦戦しましたが、紫光の特徴である粘り強く体を張った守備で踏ん張ってくれました。前半を0で抑えれたら満点でしたが、そう甘くなかったです。
後半は、篠部と中田がうまくゲームを作り、前半少なかった裏への飛び出しとサイド攻撃を修正して果敢に攻めてくれました。相手の運動量も落ちて来た事もあり、支配出来ましたが、追いつくまでには至りませんでした。
急遽試合に来られなくなった選手や怪我でドクターストップとなった選手等色んな事態が重なった試合でしたが、よく戦ってくれたと思います。
決めるところで決める。この差が出た試合であり、まだまだ勝つには甘いと言われてる心境でした。
負ければ監督の責任です。就職や海外挑戦等で最後となる選手もいる中勝たせてやれなかった事は非常に責任を感じてます。それが準備の部分なのか技術の部分なのかメンタルの部分なのか戦術の部分なのか。しっかりと整理し次に活かしていきます。

◎試合を通して感じたこと
一部の大学生相手にこれだけの試合が出来た。でも、リーグ戦で言えば勝点0です。スコアレスドローないし1-1には持ち込めた試合でしたし持ち込まないといけない試合でした。
この試合を通しては、決めるところで決める。競ったゲームではこの差が勝敗を決める事になる。それを改めて痛感しました。来年はもっとこの言葉の重みを良い意味でも悪い意味でも感じると思います。練習から高い意識を持って来年への準備をしていきたいと思います。
ただ、あれだけポゼッションからチャンスを作れた事は選手も自信になったと思います。リアクションサッカーに加えて武器となる様に頑張っていきます。

◎今年一年を振り返って
まず、本当に沢山のチームがある中で、色んな縁から京都紫光クラブを選びこの1年一緒に戦ってくれた選手に感謝しています。
今年はシーズン当初から泥臭く直向きにを合言葉にチャレンジャー精神をしっかり持って戦って来ました。特に、中田と浅野は練習から常に120%でプレーし、誰よりも遅くまでトレーニングをしていました。夏頃からはその影響かは分かりませんが、終わってから自主トレをする選手が増えて来たと思います。紫光らしい一面を見る事が出来てとても嬉しかったです。
30名を超える選手がいる中で試合に出れないはどうしても出てきます。そんな中でもモチベーションを保ち、高い意識を持って戦い続けてくれた事は、チームの1番大きな力になったと思います。
サッカー、仕事、私生活の部分。チーム全員本当に色々あった1年だったと思います。でも、そんな時に支え合うチームメイトがいたからこそみんな最後まで頑張って来れたと思います。
今年のチームは、私が在籍してちょうど10年目のチームです。間違いなくベストチームだと胸を張って言えます。そして、そんなチームに相応しい結果を残してくれたと思います。ですが、ゴールはここではありません。来年、真価を問われる年になるでしょう。ベストは尽くすものではなく超えるもの!この言葉を胸に来年戦いたいと思います。
今年のチームはここで27日の練習試合を持って解散します。また来年、体制が決まっていない事が多いですが、チームとは日々変わっていきます。また来年新しい京都紫光クラブが関西サッカーリーグでサッカー出来るのは沢山の方の支えがあってこそだと胸に刻み戦っていきたいと思います。
19日の表彰式はチーム全員で胸張って行ってきます!今年1年本当にありがとうございました!