平素より京都紫光クラブへの暖かいご声援ありがとうございます。
標題の件、中田選手兼監督が現役を引退し、加えて監督(プレーイングマネージャ)を退任することになりましたので、お知らせいたします。
■中田 顕斗(なかた けんと)
ポジション:FW
生年月日 :1987年8月19日(35歳)
身長・体重:165cm/65kg
出身地 :京都府
経歴 :らくほくF.C.〜山城高校〜立命館大学〜京都紫光クラブ
KSL成績:145試合出場 18得点
個人表彰歴:関西サッカーリーグ Division2 ベスト11…3回(2013,2015,2017)
◆中田顕斗選手兼監督からのコメント
1月15日の入替戦を以て、約13年間お世話になったクラブを離れることになりました。
まず、先日の入替戦までの準備期間で、練習試合をしてくださったクラブ、サポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。
クラブは無事KSLに残留することができ、23年シーズンもKSLで戦うことができます。
クラブを離れることに当たり、不器用で人見知りの自分を快く受け入れてくれたチームメイト、トレーナー、マネージャー、クラブの関係者の方々、長い間本当にありがとうございました。
クラブで過ごした時間を振り返ると、入団当初は恥ずかしながらサッカーさえできればいい、と考えていました。
しかし、先輩方の戦う姿勢や、取り組み方を見るうちに、たくさんの方々のお陰でクラブが存在し、プレイができていることに気づき、選手としてプレイで何とか恩返ししたいという想いは日に日に強くなっていきました。
実際に恩返しできたかは分かりませんが、ピッチの上では誰よりも誇りと責任を持ち、チームのためにプレイしてきました。
その姿を見て何か少しでも伝わるものがあったならば嬉しく思います。
このクラブでプレイできた13年間はとても幸せでかけがえのない時間でした。この先のことはまだ何も決まっていませんが、また情熱を持って自分らしく取り組めるものを見つけたいと思います。
最後になりますが、紫光クラブの今後の更なる発展を心から祈っています。
◆児島信章GMからのコメント
中田選手は紫光の象徴的な選手として、長年チームを引っ張ってくれました。
泥臭く、直向きなプレイで常に表現し続けてくれた姿は今も鮮明に焼き付いています。キャプテンとして、関西サッカーリーグDivision2優勝、KSLカップ優勝と素晴らしい功績を残してくれました。
これからはチームとして中田選手の意思をしっかりと引き継ぎ、戦っていかなくてはなりません。
中田選手、本当に長い現役生活お疲れさまでした!
これからもチームとしてずっと応援しています!
《チームより》
いわゆる、数少ないフランチャイズプレイヤーとして紫光になくてはならない存在だった中田選手。KSLでの成績も輝かしいものでしたが、その時、その時に求められた仕事をしっかりと完遂するプロフェッショナルを超越した選手として貴重な存在であったことはこのチームをご覧のみなさんにも感じていただけたと思います。
中田選手は新たなステージに進むということで2022/23シーズンでの引退を決意されました。この一年、監督としても計り知れない重圧の中で真剣に戦った姿は入替戦までもみなさんの心に響いたことでしょう。
これからの中田さんの新たなステージでの活躍に期待するとともに、チームを挙げて応援したいと思います。